オーガニックコスメとは、化学肥料を使わない原料の時点からナチュラルにこだわって作られた化粧品。ハーブや自然原料から抽出されて、肌本来の自然治癒力や回復力を助長されて、肌を美しくするものです。ほとんどがヨーロッパ系のものが多いような印象です。

オーガニック・コスメは天然ハーブにこだわる安心安全をモットーにした化粧品ではありますが、ではその天然ハーブの天然エキス・・・どうやって抽出しているの？という疑問があります。それは、もちろんアルコールです。ローズエキス・カミツレエキス・○○エキスとたっぷり入っているけれど、それらのエキスを個々に抽出する場合、すべてにおいてアルコールを使います。だから、オーガニック・コスメには、たいがい全成分表を見ると水の次にアルコールが表示されています。オーガニック、オーガニックと言いながら、一番たくさん入っている成分は、エタノールなのです。

毎日、自然治癒力を目指してお手入れするのは素晴らしいけど、そんなにエタノールたくさん使って大丈夫でしょうか？ お医者様に注射をされる時、エタノールを脱脂綿で含ませてゴシゴシしますよね。あれは、肌の表面の角質をアルコールで溶かしている状態です。要するに表皮を溶かしている状態のことを、世間では殺菌・消毒と言っています。そんな事を毎日朝晩続けていると、表皮保護が無くなるわけですから、天然成分はとっても肌にやさしいかもしれませんが長年のアルコールの多使用で、肌が黒ずんだりしないか心配になります。